タンスにしまっていた婚約指輪
数年の結婚生活で残ったもの“婚約指輪&結婚指輪”
元夫とさよならしても、好きだったブランドだっただけに、手放せずにもっていた。
けれども、買ってもらった婚約指輪は
THE婚約指輪で、どこにつけていくの??って突っ込みたくなるデザイン。
結婚していたときも普段はつける機会がなく、友人や親族の結婚式につけていった程度。
すぐに手放してもよかったのだが、職場の宝石好きの先輩が
「アンタ、婚約指輪のダイヤはいいのをつかってるから、ネックレスとか加工しなおしてもらったらいいのよ~」
と助言を頂き、加工をする費用ももったいなくタンスの奥に眠っていたのだった。
ついに手放す
コロナ渦で自粛生活が続き、うっぷんがたまっていたある日。
なぜか急に「ずっと履ける靴が欲しい!」 とフェラガモの靴を購入することにした。
(旅行も行けず、お買い物にも行けず、いつもより支出が少なかったもので・・)
自分の誕生日でもなく、何か後ろめたい気持ちもあり
「よし、この際指輪を質屋にだしちゃおう!」と思い立ったのだ。
初めていく質屋。質屋によって雰囲気はずいぶん違った。
結局2店舗まわり買い取り価格が高いほうにお願いすることにした。
※購入当時の記憶なので、曖昧ではあります
婚約指輪+結婚指輪
購入価格約24万円→買い取り価格3万円
はぁ~・・こんなものなのねぇ・・。
これくらいの価値にさがることが少しショックだった。
手に入れた憧れの婚約指輪。
役目を終えたとたんに、輝きも値段も下がってしまうのね。
ダイヤの加工代も数万するし、特別宝石好きでもないので手放し決定!
なんだかスッキリ!
たまにタンスの奥に見つけては行く末を迷っていた婚約指輪&結婚指輪
婚約指輪を指にはめてみても、ダイヤのきらめきに心ときめかず、コンマリさん的にもNGなんだなって感じていた。
手放した後は後悔することなく、むしろ結婚生活のネガティブな感情にさよならしたようなスッキリ感。
婚約するとき、なぜあんなに“指輪”をもらうことにこだわっていたんだろう。
婚約指輪をもらうこと=大事にされている と勘違いしていた自分。
婚約指輪をもらわない選択をした周囲の人に、かわいそうと感じることもあった。
今となってはそれは間違いだったと感じている。
世の中の一般的な流れに沿うことが幸せだと信じていたアホな自分。
離婚して残った指輪はただの指輪だった。
離婚を経験して、 “○○したら絶対に大丈夫” っていうのはないんだなって痛いほど学ぶことになった。
もちろんまだ夢見ちゃうことはあるのだが…
年齢を重ねるほどに、いい感じに期待値を下げられている気がする。
自分にも相手にも期待する気持ちをもうちょい下げて生活できたら幸せだろうな★
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